昨日、閉館した神奈川近代美術館をちょっと見てきました。
参道に面した展覧会のお知らせの看板もとうとうこのような物に。
いつの間にかカッティングシートに代わってしまいましたが、子供の頃は各展覧会の度に職人さんが小さな原稿を手にしながら、ラフな鉛筆の下書きでアタリをつけて居るだけの大きな白いキャンバスに一文字づつレタリングで書いていたのを思い出しました。
後ろから声をかけると最初は応えてくれていたものの、途中から「うるせーからアッチ行ってろ!」等と言われながらも、黙々と仕事をする職人さんの姿を暗くなるまで眺めていたものです。
現時点では、今後は白紙のようですが、ひとつの展覧会が終わり上からペンキで白く塗り潰しされても、新たな看板を書いて居た時のように、次の展開がワクワクするモノだといいですね。
後藤