後藤です。
ポケットにそっと忍ばせた「専用革ケース入り純銀製ショットグラス」で
いつものバーで特別の一杯。
或は…
お気に入りの景色の見えるアウトドアで格別の一杯のお供にいかがでしょう?
また、夏の冷酒にも銀杯は最高です!
銀は金属の中でも最大の熱伝導率を誇り、キンキンに冷やした冷酒を注いだ直後には、
杯も瞬間で冷却、白く汗をかき 輝きます。
凛と冷えたグラスでいただく冷酒はキリッと冴えわたり大変美味しいですよ!
特別にシルバーショットグラスの制作行程をご紹介しましょう。
金属工芸の技法である鍛金にて制作しております。
ショットグラスの制作は全て手作業です。
銀板からショットグラスの地金取りは、
糸鋸で切り抜きます。
最初は木台の凹みを利用して、木槌で鎚起によって、絞り始めのきっかけのお椀状にします。
この木台のお椀状の凹みも、鑿で彫って自作したものです。作るものによっていろんな種類の凹みを木台に彫ってあります。
当て金と鉄鎚で絞り始めます。
何回も焼鈍をしながら目的の径まで絞り加工を繰り返します。
行程によって何種類もの当て金を使い分けます。
1つの作品を制作するのに何種類もの道具が必要です。
数えられないほどの回数をたたくことによって、
徐徐に形が見えてきます。
目的の寸法まで絞れた後は、仕上げに向かって形を整えつつ槌目も整えて完成となります。
大人気につき残り2個!
今ならケースの色が写真の奥側の2つより選べます。
ぜひ会場に足をお運びください。
明日は、革ケースの製作を協力くださった影山学氏も在廊の予定です。
影山氏のもう一つの顔「苔玉作家」!?もお見逃しなく!
後藤も勿論、会場でお待ちしております。